産後のカラダ作り【産後0‐1ヶ月】

ママの体は出産によって骨盤は開いた状態(感覚)になります。

(※骨盤の開きについては別途後述)

そしてホルモンバランスが変化するため心身ともに不安定な状態になります。



このタイミングでできることは、

長年の姿勢の癖、体の動かし方の癖を見直し、

美しいカラダの基礎をつくることです。

カラダをリセットする最大のチャンスとも言えます。



いきなり激しい運動ではなく「姿勢の意識」からスタートしましょう。


まずは普段の座っている姿勢、立っている姿勢の「重心」を意識します。


椅子に座っている場合は「坐骨」の少し前、

おしりともも裏の境目辺りに体重が乗るようにします。


立ち姿勢は「踝の1㎝前」です。

この時、頭~腰~足が床と垂直になっているか鏡でチェックしましょう。






そしてこの時期にお薦めなのが「ストレッチポール」です。


当研究所のオリジナルの使い方ですが(いつもご案内している方法)、

筋肉のしなやかな弾力性、血行促進、リンパ液のスムーズな循環を促す効果があります。


凝っている方ほど最初は痛いですが、

2~3週間もすると気持ち良い痛みにかわってきます。


多くのママさんが「気持ちいい!」とハマっていますので

是非、続けていきましょう。











【骨盤は開いた状態(感覚)について】


「産後、骨盤が開いてしまって」や「骨盤が開いたままなので」

と感じている方も多いと思います。


実は、骨盤は靭帯で強力に固められていて、

医学的にも上下から衝撃を吸収するため、

わずか数ミリ程度しか動かないと言われています。


そのため実際には、目に見えてわかるほど

開いたり閉じたりするものではないんです。



出産時にはホルモン(リラキシン)の分泌が盛んになり、

骨盤周りの靭帯が弛緩し始め

赤ちゃんの重さが骨盤底にかかり骨盤が開き始めます。


もちろん何cmも開くものではありませんが、

感覚としてはそれに近いものがあると思います。




骨盤を締め直すためには3つの筋肉が活躍します。

1.腹横筋(呼吸筋)

2.骨盤底筋群(8の字筋)

3.内転筋群(内もも)


その他にも「お尻」や「もも裏」の筋肉は重要です。



こういった筋肉は「意識」が難しく、

フォームがとても大切になってきます。


文字だけでは伝えきれないところがありますので

ご不明な点は遠慮なく聞いてくださいね。


トレーニングの際にお伝えします。