生活習慣と骨盤の歪みの関係

 

体の中心に位置している骨の集合体が「骨盤」で、全身を支える大切な土台的働きをしています。


ただ骨盤は放っておくと肥満・運動不足・悪い姿勢など生活習慣により歪んでしまいますし、加齢による筋力の低下で開き・歪み・くねり・傾きなどが起こってしまいます。


特に女性は男性よりも骨盤が広くて妊娠や出産に適した構造になっていて、しかもスムーズな生理が行えるように骨盤が閉じたり開いたりしていることから骨盤が歪みやすくなっています。


その為に、正座を崩してすわる横座り・座位で足を組む・片足に重心をかけて立つなどの原因で、左右の傾斜や捻じれ前後の傾斜など骨盤の歪みが生じます。

 

特に産後は赤ちゃんを抱っこしている時間がとても長いので、一番歪みやすい時期と言えます。

 

私の子供は現在産後5ヶ月なのですが、抱っこしてとよく訴えるようになりました。

特に入浴後。

とっても可愛いのですが身体のケアも重要です。

 

骨盤が歪むと…

育児中はなかなか機会はないですが、高いヒールの靴を履き続けることにより骨盤は前傾して腰が反った状態になってしまい腹筋が弱くなり下腹がポッコリと出てしまいます。


また腰の筋肉が硬くなるため腰椎の前彎が助長されて筋肉疲労を生じやすく腰痛などの症状が起こりますし、背中の筋肉が弱くなることで猫背を助長してしまいます。


それから歩く歩幅が狭くなることで足の筋肉を使わなくなるため脂肪がつきやすく痩せにくい体質になってしまいます。

 

 

足を組むや正座を崩す横座りなどの座位姿勢ですが、長時間足を組んでいると骨盤の捻れが起こり背骨も歪んでしまいします。


そして、それを長年放置していると下半身の血行や神経の働きが低下してしまい冷え性や下半身が太くなるなどの症状を助長させてしまいますし、筋肉性・関節性の腰痛を生じるようになります。
また肩のラインが水平に保てなくなったり、証明写真などを見ると頭が傾いていたりします。


それから顎関節の歪みにもつながり歯のかみ合わせが悪くなりますし、片方の肩や首の負担が多くなることで頑固な肩こりや頭痛などの症状が出やすくなります。

 

片足に重心を掛けて立つ癖があると足・お尻・腰などの筋肉が、片方だけ硬くなってしまい骨盤を傾斜させてしまいます。

 

その為に足の長さが左右で変わりスカートが回ってしまったり、パンツスタイルで裾の長さが違ったりすることが生じます。
また、片足加重と共に足のつま先を内側に向けて立つ癖があると、膝裏の靱帯が緩くなり反長膝を助長しO脚を進行させてしまいます。

 

その他にも、筋肉や骨格のバランスを崩し骨盤内臓神経の働きが低下してしまうと生理痛・生理不順・不妊の原因になると考えられています。

 

このように様々な悪影響を起こす生活習慣で歪んだ骨盤を矯正するためには骨盤矯正をすることが一番です。




専門家に相談してください

骨盤矯正で歪んだ骨盤を正常な状態に整えることで、骨盤内臓神経の働きを高めることができます。


それにより生理痛・生理不順・不妊と言った女性の悩みを解消してくれます。

 

また骨盤の歪みを改善することでコアマッスルの機能改善がみられて、それにより内臓の働きが向上するのでダイエット効果など美容目的でも役立つのです。

 

さらに女性に多い冷え性は万病のもとで、骨盤矯正することで効果的にアプローチして冷えなどの体質改善につなげることができます。

 

いろいろと説明をしましたが、骨盤矯正は「基礎」と捉えて定期的に受けることをお勧めしています。