産後の骨盤の悩み解決コーナー

妊娠中は妊婦が主役。赤ちゃんと妊婦は一心同体で、常に意識はお腹に向いています。出産後は、その意識が赤ちゃんに移行してしまうため、ママは自分のことは後回しにしてしまいがちです。

 

しかし、出産後の体は多大なダメージを受けていることを忘れないでください。体のつらさは出産が終わるまでの辛抱と思いがちですが、むしろ出産後の不調の方が深刻。

 

会陰や産道には細かい傷がたくさん残っています。子宮からは悪露(おろ)の分泌がしばらく続き、子宮から胎盤がはがれた後の大きな傷もすぐには癒えません。骨盤周りの靭帯、筋肉はまだ柔らかく、関節もグラグラです。そのような状態でいきなり元気にハツラツ子育て!とはいかないのです。

 

これから続く子育てと、夫との関係、そして自分の身体の健康と美を両立させるためにも、産後のあなたの体を最優先に考えて行きましょう。

 

(参考文献:産後のママの心と体をケアする本より引用)

 

 

 

 

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産後ママの心と体をケアする本

 

出版者:株式会社日東書院本社

 

監修者:池下育子/宗田聡/原田優子/吉岡マコ